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一戸建てにかかる費用は?

2023.11.01

新築の一戸建ては、中古住宅より費用が高いというイメージがありますが、実際の平均購入価格や維持費はどれくらいなのでしょう。
今回は、新築一戸建ての費用の目安や予算別の間取り例、優遇措置などについて紹介します。

 

1.新築一戸建ての費用相場は?
2.戸建て新築にかかる費用の内訳は?
3.維持費はどれくらい?
4.予算別プラン例
5.補助金制度や優遇措置でお得に

 

1.新築一戸建ての費用相場は?

2021年度の国土交通省による住宅市場動向調査によると、注文住宅の購入資金の全国平均額は、土地を購入して建てた場合は5,122 万円、土地を持っていて建て替えた場合は3,299万円。土地と住宅がセットになった建売住宅の購入資金は、三大都市圏の平均が4,250万円となっています。

 

2.新築の一戸建てにかかる費用の内訳は?

新築の注文住宅を建てる場合、かかる費用の内訳は、主に建築費、土地代、諸費用の三つです。建築費とは、建築費全体の7~8割にあたる本体工事費、外構工事費などの別途工事費、その他の諸費用があります。土地代とは、土地の購入費。諸費用には、各種税金や仲介手数料、住宅ローンの手数料などが含まれます。
たとえば、土地代を除く物件価格が3,000万円の場合、本体工事費は2,100万~2,400万円(建築費全体の70~80%)、別途工事費は450万~600万円(建築費の15~20%)、諸費用は150万~300万円(建築費の5~10%)というのが一般的な内訳です。

 

3.維持費はどれくらい?

一戸建てを新築すると、住宅ローンの返済のほかに維持費がかかります。
維持費の主な項目は、固定資産税、都市計画税、修繕費、各種保険料(火災保険、地震保険など)が挙げられます。
都市計画税は、市街化区域内に家や土地を持っている人が対象となるため、エリアによってはかからない場合があります。
新築一戸建ての維持費の目安は、年間40万~50万円と言われます。
そのうち修繕費は、トータルで600万~800万円と言われていることから、仮に35年所有するとすると、年間20万円前後が目安になります。
住宅ローンの返済計画を立てる時は、年間の修繕費も考慮して検討しましょう。

 

4.予算別プラン例

住宅の間取りは、住宅購入にいくら費用をかけられるかによって異なってきます。
地域にもよりますが、1,000万円台~2,000万円台前半の、いわゆる「ローコスト住宅」の場合、おおむねシンプルな間取り、設備となるでしょう。
一方、3,000万円台であれば、ある程度グレードの高い素材や設備を選択することが可能です。ハイクラスの設備や等級の高い建材を採用し、外構にフェンスを設けるなど、希望の家を実現しやすいでしょう。

 

5.補助金制度や優遇措置でお得に

新築の一戸建てに費用がかかることはやむを得ないことですが、条件を満たせば補助金制度や減税制度を利用することも可能です。
新築ならではの優遇措置が設けられていますので、最大限に活用し、住宅購入にかかる費用を効率的に節約しましょう。
ただし、補助金制度や減税制度などは、申請の申込期限や要件が細かく定められているので、専門家にも相談しながら最新の情報を入手し、着実に家づくりを進めていきましょう。

 

一戸建ての新築に必要な費用は、地域によるバラつきはありますが、目安として3,000万~4,000万円が一般的な相場です。エリアによっては土地代が高いため、求める優先順位を整理しながら、望む家に近づけていきましょう。新築ならではの補助金制度、優遇措置もありますので、プロに相談しながら最新の情報を入手し、上手に活用してください。

 

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