戸建て住宅には、大きく分けると、注文住宅と建売住宅の２種類があります。
今回は、注文住宅と建売住宅の違いなどについてお伝えします。

1.注文住宅とは
2.建売住宅とは
3.注文住宅、建売住宅。共通するポイントは土地選び
・道路環境・交通アクセス
・商業施設
・教育施設
・医療施設
・自然環境・公園
3.モデルハウス・見学会・住宅展示場を利用しよう

1.注文住宅とは？

土地を購入してから、あるいは持っている土地に、自由に設計して建てる一戸建て住宅です。
間取りや外観デザイン、内装、設備などをオーダーメイドできる、自由度の高さが特徴です。
ただ、注文住宅といっても、フルオーダーばかりではなく、あらかじめ用意された間取りや仕様などから選ぶセミオーダー方式も少なくありません。場合によっては、一般的な建売住宅より費用を抑えることも可能です。

2.建売住宅とは

土地と建物がセットになって販売される住宅です。
住宅会社によって建設、完成した住宅を購入するため、注文住宅ほど自由度は高くありません。
建売住宅は、広い土地を一括で購入し、同じ仕様の家を複数建てることから費用を抑えることができるため、一般的に、注文住宅よりも比較的安価でマイホームを購入することも可能になります。

3.注文住宅、建売住宅。共通するポイントは土地選び

新築一戸建てを建てる際、家のデザインや間取りだけではなく、土地選びも重要です。
立地によって生活環境が大きく変わることから、注文住宅であっても建売住宅であっても、土地選びは慎重に行う必要があります。
新築一戸建てを考える時、重要な土地選びのポイントについて紹介します。

◉道路環境・交通アクセス

日々の暮らしやすさは、道路環境やアクセスが大きなポイントです。
通勤、通学、買い物などで利用する道路の環境を事前にチェックし、自宅から最寄りの駅までの所要時間や交通手段など、細かい点まで確認することが重要です。

◉商業施設

食品や日用品などのそろう商業施設へのアクセスは大切です。
自宅からお店までの道のり道路の混み具合、駐車場など、生活者の目線で確認しましょう。

◉教育施設

子育て世代であれば教育施設のチェックは最重要ですね。
小・中学校の位置、そこまでの道のりや通学時間、通学路の環境なども事前に確認しましょう。

◉医療施設

日頃のかかりつけクリニックのほか、万一の場合に備え、総合病院などまでのアクセスを確認しておくと安心です。

◉自然環境・公園

すぐ行ける場所に公園や緑地があることが望ましいですね。
そのほか、災害時の避難場所、ハザードマップもチェックしておきましょう。

4.モデルハウス・見学会・住宅展示場を利用しよう

設計図やパースなどを確認しても、実際にどんな家ができるのか、気になるものです。
完成済みの建売住宅であれば見学することも可能ですが、注文住宅やまだ未完成の建売住宅は実物を見ることができませんね。
ぜひ、住宅会社が展開しているモデルハウスや見学会、住宅展示場で実物を見学し、間取りやデザインの仕様をチェックしてみてください。
自分自身が暮らす家のイメージが膨らみ、細かい要望なども伝えやすくなるはずです。

注文住宅と建売住宅には、それぞれのメリット、デメリットがあります。
新築一戸建てを検討する際、どちらが良いということはなく、ご自身に合った建て方や購入方法を選択し、適した立地の選択が重要です。
モデルハウスや住宅展示場に足を運び、実物をリアルにイメージしながらスタッフにどんどん質問して、理想の家づくりにつなげましょう。

クリニックから住宅まで。想像を超える、創造的な空間デザインを、お客様とともに。
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