Blog

  • HOME>
  • Blog>
  • 子育てを見据えて計画を

子育てを見据えて計画を

2025.02.01

結婚して子どもが生まれ、子どもの成長に合わせて、住宅の新築や購入を考える方は多いでしょう。
ここでは、子どもが健やかに育ち、家族が暮らしやすい家を選ぶポイントについて、ご紹介します。

Contents
子ども・家族が暮らしやすい家を選ぶポイント
①家事動線
②収納
・玄関・土間収納
・キッチン・水回りの収納
・リビング・子ども部屋の収納
③子ども・家族とのつながりを感じる空間
④サポートしあえる環境を選ぶ

子ども・家族が暮らしやすい家を選ぶポイント

①家事動線

家族、とくに家事をこなす人にとって使いやすい間取りは、暮らしやすい家づくりの大きなポイントです。
洗濯、掃除、料理など、毎日の家事をこなすことは、私たちが自覚している以上に大変な作業です。
少しでも家事をスムーズにこなせる住まいを選びたいもの。
そのポイントは「家事動線」と言えます。家事動線とは、家事をする際、人が移動する経路のこと。
家事動線が非効率な設計になっていると、移動するだけでストレスを感じ、家事が必要以上の重荷となってしまいます。
キッチンからリビング、子ども部屋へ、洗濯室からベランダ、サンルームへと、移動しやすい効率的な家事動線が設計されていることが重要です。
新しく家を建てる場合、家事動線について、主に家事をこなす人の立場に立って考え、好みや希望をしっかり反映した家づくりが大切です。

②収納

住宅購入・賃貸問わず、多くの人が、望ましい家の条件として「収納」を挙げます。
ただ単に収納が多いだけでは必要十分とはいえません。家族のライフスタイルに合わせて、使いやすい場所に、効率のよい収納スペースが設置されていることが大切です。
収納があると便利な場所について、以下にご紹介しましょう。

玄関・土間収納

子育て世代にとって意外と重要なのが、玄関の収納、土間収納です。
家族が増えると、自ずと靴も増えるので、余裕のある下駄箱・シューズボックスが必要です。
また、子育て中は、ベビーカー、三輪車、キャリーバッグ、サッカーボールなど、子ども関連の道具も増えます。
屋外で使うものは大概サイズが大きく、土などで汚れがちなことから、室内ではなく玄関や土間収納に納めたいもの。
赤ちゃんを抱っこしたままでも道具を取り出しやすい設計になっていると、外出・帰宅時にもストレスなく快適に過ごすことができますね。

キッチン・水回りの収納

キッチンや洗面所、トイレなど、水回りの整理整頓は重要なポイント。
キッチン脇には、どこに何があるかひと目で分かるパントリー(食器や食品を保管する小部屋)があると便利です。
また、洗面所やトイレなど、限られた空間を効率的に使うため、ニッチ(壁に埋め込んだ棚)などの収納を確保しておくと、インテリアの一部にもなり、整理整頓も楽になります。

リビング・子ども部屋の収納

幼い子どもがおもちゃを散らかしたり、ランドセルを置きっ放しにしたり、といった風景は日常茶飯事です。
子どもたちが、自分たちで片付けやすい収納を工夫すれば、片付けの習慣も身につけることができますね。

③子ども・家族とのつながりを感じる空間

家事の間も、子どもが視界に入っていてほしいですよね。子どもたちにとっても、パパやママを近くに感じられることで、安心して過ごすことができます。
例えば、キッチンを対面型にすることで、料理をつくりながらリビングにいる子どもたちの様子を見ることができます。また、上階に子ども部屋を作る場合、スキップフロアを取り入れると、家族のつながりを感じやすくなるものです。
スキップフロアとは、フロアの間に少しずつ段差をつけ、中2階や中3階として活用するフロアのこと。
狭小住宅でも有効にスペースを利用することができ、家全体の見通しが良くなります。スキップフロアの下に収納スペースをつくることも可能です。

④サポートしあえる環境を選ぶ

一般的に、子育て中の負担はママに偏りがちなものです。
たとえばパパの勤務先の近くに住む「職住近接」を選択して、保育園の送り迎えをパパが担当する。
あるいは、状況が許せば妻の実家近くに住むことで、サポートをもらうという手もあります。
子どもや家族にとって暮らしやすい家づくりには、それぞれのライフスタイルに合った設計が必要。
さまざまな選択肢を探りながら、家族みんなが健やかに過ごす環境をつくることが大切ですね。

クリニックから住宅まで。想像を超える、創造的な空間デザインを、お客様とともに。
======================================================================
山口修建築設計事務所
〒841-0061 佐賀県鳥栖市轟木町1381-1
TEL.0942-85-7946
9:00〜20:00  休/日曜・祝日

0942-85-7946

お問い
合わせ