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住宅ローンで失敗しないために(あまり知られていない仕組みについて)

2025.06.01

「家づくりは人生で最大の買い物」と言われるように、家の購入、建築には何千万ものお金が必要になります。
大概の人は、金融機関で住宅ローンを組み、長期にわたって返済していくことになりますよね。
初めての住宅ローン選びで失敗しないよう、知っておきたいポイントをお伝えします。

Contents
1.住宅ローンとは?
2.住宅ローンの選び方
①返済方法に注目
・元利均等返済
・元金均等返済
②金利タイプに注目
・変動金利型
・固定金利型
・固定金利期間選択型
3.どこで借りる?
①住宅金融支援機構
②財形住宅融資
③民間の銀行等

 

1.住宅ローンとは?

住宅ローンは、マイホームを担保にして購入資金を融資する、金融機関の「商品」の一つと言えます。
住宅ローンを取り扱っている金融機関として、普通銀行、信託銀行、信用金庫、労働金庫、生命保険会社、信販会社が挙げられます。ゆうちょ銀行では住宅ローンを取り扱っていませんが、スルガ銀行(ゆうちょ専用支店)で契約を取り扱っています。

 

2.住宅ローンの選び方

①返済方法に注目

住宅ローンを選ぶポイントは、大きく二つあります。同じ金額を借りる場合でも、返済方法によって月々の返済額や総返済額が変わってきます。まず返済方法の違いについて、知っておきましょう。
・元利均等返済:元金と利息を合わせた毎月の返済額を一定額にした返済の仕方です。毎月の返済額が決まっているので、返済計画が立てやすくなります。
・元金均等返済:毎月の元金の返済額を一定額にする返済の仕方です。返済が進むに従い、月々の返済額が減ります。

同一条件だった場合、総返済額は元利均等返済より、元金均等返済の方が少なくなります。ただし、元金均等返済では、当初の返済額が多くなるので、負担になることも考えられます。家計を管理しやすいのは元利均等返済と言えるでしょう。

②金利タイプに注目

金利とは借入先の銀行等に支払う手数料のこと。金利のタイプにも違いがあります。
・固定金利型:借り入れ時の金利が、返済終了まで一定になるタイプです。低金利のときに借り入れたら、後に金利が上がっても低金利のままです。逆に、高金利のときに借り入れると、高い金利の返済がずっと続いてしまいます。
・変動金利型:半年ごとに金利が変動します。当初は固定金利より低く設定されますが、その後、金利が上がれば返済額も上がります。
いま低金利で、これから金利が上がりそうであれば固定金利型、これから金利が下がりそうであれば変動金利型を選ぶとよいでしょう。今後、教育費などの家計負担が増えることが見通される場合は、固定金利型を選ぶことをおすすめします。

 

3.どこで借りる?

住宅ローンの借入先として、以下の選択肢があります。

①住宅金融支援機構(フラット35)

住宅金融支援機構は公的金融機関として、民間金融機関との提携により「フラット35」という住宅ローンを提供しています。フラット35は、全期間固定金利、保証人不要などのメリットがあり、上限8000万円まで借りられます。

②財形住宅融資

1年以上財形貯蓄を継続していて、借り入れ申込日において50万円以上の財形貯蓄がある人が利用できるローンです。新築・購入費用の90%を上限に、財形貯蓄残高の10倍以内(上限4000万円)の融資が受けられます。

③民間の銀行等

銀行、農協(JA)、生命保険会社で各種住宅ローンを提供しています。公的融資より高額のお金を借りることができますが、利用する場合には、団体信用生命保険への加入が必須となります。

住宅ローンの借入先、返済方法にはたくさんの選択肢があります。ぜひ、こまめに情報を集め、相談しやすい金融機関を選び、ご家庭の状況に合う返済方法を選びましょう。

 

クリニックから住宅まで。想像を超える、創造的な空間デザインを、お客様とともに。
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