お子様がいらっしゃる方は注文住宅で子供部屋を作ることを検討されているでしょう。

また、お子様がまだいない方も将来のために子供部屋を用意しておく場合があるでしょう。

今回は注文住宅で子ども部屋を作る際の意味、子供部屋の実例を紹介します。

□注文住宅に子ども部屋を作ることにはどのような意味がある？

最初に注文住宅に子ども部屋があることのメリットとデメリットを紹介します。

＊メリットとは？

1つ目は子どもが家づくりを楽しんでくれることです。

家を作る作業は一生のうちに何回も起こるイベントではありません。

そのため、その体験を子どもと一緒にするのは教育としての意味も持つでしょう。

2つ目は自分の持っているものをはっきり区別できることです。

自分の所有物を部屋に置くことで、子どもが自分の物と他の人の物を区別できます。

そして、部屋の中の物の管理を通して、自己管理能力をはぐくむのに使用できます。

＊デメリット

1つ目は親の目が届きにくくなることです。

部屋に閉じこもると、家にいても目が届きにくくなります。

2つ目は掃除や片付けを行わない可能性があることです。

自分の部屋の掃除や片付けは自分で行う必要があり、片付けの習慣がついていないと、散らかったままになる可能性があります。

以上がメリットとデメリットです。

デメリットがあると言ってもほとんどの方が子ども部屋を設置すると思うので、次の項では子供部屋を作る際に参考にしたい実例を紹介します。

□子供部屋の実例とは？

1つ目は将来的に子供部屋を分けられるように、ドアと照明を2つずつ設置するケースです。

子どもの数が将来的にどうなるか分からない場合は、子どもが増えても対応可能なように設計すると良いですね。

2つ目は玄関に家族全員が着る服を収納し、洗濯する際の動線を短くする方法です。

わざわざそれぞれの部屋に洗濯物を入れに行く必要がなく、子ども部屋を常にすっきりとした状態で保てます。

3つ目は2つの子供部屋を共通のウォークインクローゼットでつなぐ方法です。

お互いの部屋を行き来でき、区切られているので、適度に距離感を保てる方法です。

以上の3つが子供部屋で使えるアイデアです。

この中から良いなと思った事例があれば、実際に取り入れてみてはいかがでしょうか。

□まとめ

今回は注文住宅で子ども部屋を作る意味、子供部屋の実例を紹介しました。

特に今回紹介した子供部屋の実例はこれから子供部屋を設計する際に参考になるでしょう。

皆さんの大切なお子様が育つ環境を良くしたいのは全員が同じだと思うので、お子様の希望も取り込んでみると良いですね。