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家の耐久性は30年しか持たない?長く住むためのポイントを紹介!

2021.08.04

皆さんは住宅に長く住みたいですよね。

今回は日本の住宅の寿命と、耐久性の高い家の特徴を紹介します。

□日本の家の寿命とは?

日本の木造住宅の寿命は30年と聞いた方も多いでしょう。

この年数は解体された木造住宅の平均築年数から計算されています。

そのため、実際に築80年まで住める家もあり、家自体はまだまだ住める状態なのに、解体されてしまうケースも多いです。

次に一般的に住宅の構造によって寿命がどれくらいなのかを紹介します。

1つ目は木造住宅です。

先ほども紹介したように、木造の場合は30年から80年です。

2つ目は鉄筋構造の住宅です。

鉄筋構造の住宅の寿命は意外と短く、30年から60年程度が寿命と判断されます。

3つ目は鉄筋コンクリート構造です。

鉄筋コンクリートの寿命は40年から90年で、最も寿命が長い構造であると言えます。

これらの3つの耐久値を見ると、どれも寿命に大きな幅があると感じた方も多いでしょう。

これは、築30年以上の住宅でも、そのまま住み続けられた家と、解体された住宅も存在することがわかります。

では、なぜ日本の家の寿命が短い傾向があるのでしょうか。

1つ目は戦後に質より量を重視した住宅が建築され、耐震性を上げられない構造と耐久性が低い材料を使用した住宅が多かったからです。

2つ目は高度経済成長の時期に新築を建てたときのライフスタイルだけを考えて、将来のライフスタイルの変化を考慮していなかったことがあります。

そのため、間取りが変更できずにリフォームの費用が増大するので、解体される住宅が多い傾向にあります。

3つ目は日本が新築を選択する人が多く、中古住宅の価値が低く見積もられているからです。

□耐久性の高い家の特徴とは?

耐久性が高い住宅の特徴は2つあります。

1つ目は耐久性の高い木材を使用することです。

安い木材を住宅に使用すると、安価に住宅が建てられますが、重要な部分に使用すると経年劣化で木材が反り返ったり、ひび割れが発生したり、痩せたりする場合があります。

2つ目は建築材料を濡らさないことです。

木材が濡れて乾くことを繰り返すと、腐ったり反ったりします。

そして、シロアリの被害も受けやすくなります。

そのため、家の耐久性を長くするには使用する木材を濡らさないようにする必要があります。

□まとめ

今回は日本の住宅の寿命と、耐久性の高い家の特徴を紹介しました。

日本の住宅の寿命が30年なのは、寿命を迎えるまでに解体されるケースが多いからです。

そのため、皆さんは良い素材を使用して、将来のライフスタイルも想定した住宅を建てると、30年よりもさらに長く住み続けられます。

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