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建ぺい率や容積率とは何かわからない方へ!ご紹介します!

2022.03.23

注文住宅を建てる際は、建ぺい率や容積率を考慮しなければなりません。
しかし、建ぺい率と聞かれても、何のことかわからない人も多いでしょう。
ここでは建ぺい率と容積率について解説し、この2つ以外の建築制限についても触れることにします。

□建ぺい率と容積率とは

建ぺい率と容積率という言葉は知っていても、詳しい意味を知らない人がほとんどでしょう。
建ぺい率と容積率が低いと、予定していたより、小さい家しか建てられないこともあるので、決しておろそかにできません。

*建ぺい率

建ぺい率とは、敷地面積に対する建築面積の割合のことです。
つまり、敷地の何割を建物が占めているかを示すものです。
場所によって建ぺい率の上限が決まっているので、同じ広さの土地でも建てられる家の大きさが変わります。

たとえば、建ぺい率70%であれば、敷地面積の70%まで家を建てられます。
建ぺい率が高いと、狭い土地でも敷地いっぱいに建てられるので、大きな家が建ちます。
これとは逆に、建ぺい率が低いと、同じ面積の土地でも小さい家しか建てられません。

*容積率

敷地面積に対する、延べ床面積の割合を表すのが容積率です。
延べ床面積は、2階建てであれば1階の床面積と2階の床面積の合計となります。
ただし、バルコニーやロフトは床面積に含まれません。
また、ビルトインガレージと呼ばれる、家の1階部分に組み込まれた駐車スペースも、床面積から除外されます。

□建ぺい率と容積率以外の建築制限について

建ぺい率と容積率以外には、どんな制限があるのでしょうか。

・絶対高さの制限
建物の高さを10mまたは12mに限定するもので、主に低層住宅専用地域に適用されます。

・斜線制限
日当たりや風通しのために、隣接する土地や住宅などの、北側の高さを制限するものです。

・日影規制
周辺の日照を確保する目的で、高さ制限を行うための規制です。

上記以外に、自治体が独自に決めた規制もあります。
実際には、建ぺい率や容積率に、これらの規制を組み合わせて、家を建てられる面積が決まります。
建ぺい率や容積率をオーバーすると、住宅ローンが組めないので注意しましょう。

□まとめ

家を建てる際は、建ぺい率と容積率を考慮する必要があります。
土地の建ぺい率と容積率が低いと、予定したより小さな家しか建てられないので注意してください。
容積率は敷地面積に対する延べ床面積のことですが、バルコニーやロフトなどは床面積に含まれないです。
建ぺい率と容積率以外にも、建築の制限があるので把握しておきましょう。

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