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施行面積と延べ床面積の違いについて紹介します!

2022.06.12
家づくりの際に気になるのが、施工面積や延べ床面積などの定義ですよね。
この記事では、施工面積と延べ床面積の違いや、その違いによる影響についてご紹介します。
また、建築面積の細かい定義についても解説します。
ぜひお役立てください。
 

□施工面積と延べ床面積についてご紹介!

 

*施工面積と延べ床面積の違いとは?

 
住宅の購入を検討する際によく耳にする、施工面積と延べ床面積にはどのような違いがあるのでしょうか。
 
まず、延べ床面積とは、床面積の合計です。
ベランダや玄関ポーチは含みません。
つまり、2階建ての場合、1階と2階の床面積の和が延べ床面積です。
 
次に、施工面積についてですが、明確な定義がありません。
一般的に、延べ床面積に、ベランダや玄関ポーチの部分も含めた面積のことです。
 

*施工面積と延べ床面積が異なるとどのような影響がある?

 
施工面積と延べ床面積の違いが、どのような所に影響が出るのかを解説します。
 
最も影響が大きいのは、坪単価を導出するときです。
住宅の価格を面積で割ったものが、坪単価です。
 
この割る面積は、施工面積にするか延べ床面積にするかは住宅会社によって異なります。
施工面積より小さくなる延べ床面積で住宅の価格を割ると、坪単価は高くなります。
つまり、住宅の価格が同じであっても、施工面積基準の坪単価と、延べ床面積基準の坪単価は異なります。
そのため、坪単価を比較するときには、その坪単価の導出方法が同じかどうかを確認してみましょう。
 

□建築面積にバルコニー・ひさし・車庫・中庭は含まれる?

 
施工面積や延べ床面積以外に、建築面積というものがあります。
建築面積とは、建物を上から見たときの面積のことです。
2階建ての場合、1階と2階のうち、床面積の大きい方が建築面積です。
 
まず、バルコニーやひさしは、一部が建築面積に含まれると覚えておきましょう。
含まれないのは、床から飛び出ている部分が1m以下までの場合です。
1mを超えた部分は、建築面積に含まれます。
ただし、バルコニーやひさしに壁や柱が付いている場合は、その部分は建築面積に含まれることに注意をしましょう。
 
次に、車庫や中庭は、屋根が無ければ建築面積に含まれません。
なぜなら、建築物は、屋根や柱、壁があるものと定められているからです。
そのため、屋根のある車庫や中庭は、建築面積に含まれます。
 

□まとめ

 
この記事では、施工面積や延べ床面積の違いと、その違いによる影響についてご紹介しました。
施工面積は、延べ床面積より大きくなります。
また、建築面積に、バルコニー・ひさし・車庫・中庭は含まれるのかについても解説しました。
ぜひこの記事を参考にして、家づくりをしていただけると幸いです。

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