Blog

  • HOME>
  • Blog>
  • 自然素材の家を選ばれる方に

自然素材の家を選ばれる方に

2024.06.01

自然素材を意識して取り入れることで、家はぬくもりを感じさせる空間になります。
この項では、家に使われる自然素材についてお伝えします

1. 自然素材の家ってどんな家?
2. 住宅で使われる自然素材は?
3. 自然素材の家のメリット、デメリット
4. 自然素材の家をおすすめしたい人

 

 

 

 

1.自然素材の家ってどんな家?

自然素材の家とは、一般的に、床や天井、壁に無垢材や漆喰などの自然素材を積極的に採用している家を指します。
さらにこだわった家になると、断熱材や接着剤など、目に見えない部分にも自然素材が使われていることもあります。
自然素材をどの程度採用しているかは、ハウスメーカーや工務店によりさまざまです。

 

2.住宅で使われる自然素材は?

自然素材の家でよく使われている素材は、無垢の木材や漆喰、珪藻土などの内装材です。

無垢材とは

一本の天然木を乾燥させてつくった木材のこと。建材として構造をはじめさまざまな場所で使用されますが、自然素材の家では床や天井などに使われています。
天然木ならではの素材感や木目を好む方に人気です。スギやヒノキは柔らかく、ナラやケヤキは固いなど、樹の種類で特徴や趣が異なるところも魅力です。

漆喰・珪藻土とは

漆喰や珪藻土などは、塗り壁の仕上げに使われます。塗り方次第で独特な模様を描くことができ、人気の内装材です。
機能性の面でも、いずれも耐火性、調湿性に優れるという長所があります。
漆喰は、その他にも消臭性、防カビ・抗菌性にも優れ、強度があるため、古来、外壁にも使われてきました。

 

3.自然素材の家のメリット、デメリット

◉メリット

無垢材の床や天井、漆喰・珪藻土の壁などの内装は、素材特有の美しさや風合いなど、自然素材ならではのデザイン生が最大の魅力です。
また、自然素材は、シックハウス症候群の原因となる化学物質を発生させることがないという長所もあります。
さらに、自然素材は、素材の種類によって蓄熱性や調湿性、消臭性などの機能性も持ち合わせています。

◉デメリット

無垢材は、湿度により膨張、収縮するため、反りや割れが生じることがあり、変色したり傷がついたりしやすいことも事実です。
珪藻土の壁も、拭き掃除が難しいというデメリットがあります
いずれにしても素材や塗装方法に適したお手入れが必要になり、多少手がかかるという面があります。
自然素材の家を建てる場合は、経年による色や形の変化、多少の傷は当たり前と受け止め、お手入れを含めて、楽しむ気持ちを持つことも大事ですね。
また、素材が良いものになれば材料費、施工費ともに高くなる可能性はあります。
使用する素材のグレードや、使用する程度である程度の調整は可能ですので、施工会社に相談することをおすすめします。

 

4.自然素材の家をおすすめしたい人

魅力的な自然素材の家ですが、全ての人に合っているわけではありません。
先述したように、無垢材は色や形に個体差があり、木目にもばらつきがあります。
傷や色むらなども自然素材の良さの一つと受け入れ、メンテナンスも苦にならない人には自然素材の家はおすすめです。
一方、不ぞろいな木目や色むら、傷が気になる人には、あまりおすすめできない選択肢です。
また、一部の自然素材に対してアレルギーがある場合もありますので、素材とご家族の体質の相性を事前に調べておくことも大切です。
予算面に関しては、接着剤や塗料、断熱材など、すべての素材を自然素材にすると相当な高額になるので、一部に自然素材を使用するなど、予算とのバランスをとるようにしましょう。
気になるところは、施工業者に細かく相談しながら家づくりを進めることが大切です。

 

 

クリニックから住宅まで。想像を超える、創造的な空間デザインを、お客様とともに。
======================================================================
山口修建築設計事務所
〒841-0061 佐賀県鳥栖市轟木町1381-1
TEL.0942-85-7946
9:00〜20:00  休/日曜・祝日

 

0942-85-7946

お問い
合わせ