マイホームを建てるのに必要なお金について検討する場合は、住宅ローンの金利も考慮しなければなりません。
マイホームを建てる場合の初期費用にはどんな項目があり、どれくらいかかるのでしょうか。
また、マイホームは建てたあとにもお金がかかります。
ここでは、マイホームの購入後に必要なお金についても、触れることにします。
□マイホームの初期費用
マイホームを建てるには、家の建築費用以外に、以下のような費用がかかります。
・消費税
消費税は、マイホームの購入費用にもかかります。
マイホームは高い買い物なので、消費税分だけでも大きな金額になります。
ただし、土地には消費税はかかりません。
・諸費用
マイホーム購入時には、所有権移転登記の登録免許税・火災保険料・住宅ローンの保証料や融資事務手数料・団体信用生命保険の保険料・契約書に貼付する印紙代などがかかります。
これらの費用は、マイホーム価格の5~8%程度になります。
・仲介手数料
不動産会社が仲介する場合は、約3%程度の仲介手数料が必要です。
なお、仲介手数料にも消費税がかかります。
・不動産取得税
マイホームを購入すると、不動産取得税が課税されます。
不動産取得税は原則4%ですが、2024年3月31日までにマイホームを購入すると、税率は「物件価格×0.5×3%」となります。
□マイホーム購入後に必要なお金
マイホーム購入後には、どんなお金がかかるのか見てみましょう。
・住宅ローン返済
住宅ローンはマイホーム購入後、最長で35年間返済し続けることになります。
毎月の返済額を増やしたり、ボーナス併用にすると返済期間は短くなりますが、毎月の返済額が大きすぎると、家計を圧迫する恐れがあります。
・家の維持管理費用
家は住んでいるうちに傷んでくるので、定期的にメンテナンスが必要です。
また、マンションの場合は、毎月修繕積立金を払わなければなりません。
・税金
マイホームなどの不動産を所有すると、固定資産税と都市計画税を、年1回または4回分納で納める必要があります。
・マンションのみにかかる費用
マンションの場合は、前述の修繕積立金のほかに、管理費や駐車場代が必要です。
また、マンションも古くなると、リフォームしなければならないので、その費用もかかります。
□まとめ
マイホームを購入すると、建築費用以外にもいろんな費用がかかります。
しかも、マイホーム建築時だけでなく、建てた後にかかる費用もあるので、何にどれくらいかかるのか、しっかり把握しておきましょう。