実家の近くに家を建てて、近居しようと考えている方はいらっしゃいませんか。
近居はメリットとデメリットがあるので、よく検討しましょう。
今回の記事では、メリット・デメリットをそれぞれ紹介するので、近居を検討する際に参考にしてください。
□近居のメリットについて
実家から近い場所に住む近居には、メリットが多くあります。
ここでは経験談をもとに、メリットを3つ紹介します。
1つ目は、緊急時に助け合えることです。
近居であれば、緊急の病気や怪我の際にすぐに駆けつけて助けられます。
両親が年を取ると健康面の心配が増しますが、近居であれば様子をこまめに確認できます。
また、子供夫婦が2人とも病気になった時には、逆に買い物や家事などを手伝ってもらえるので安心ですね。
2つ目は、子供ができても仕事がしやすいことです。
子供が小さいうちは、育児をしながら働こうとすると制限がかかってしまうでしょう。
近居の場合は、子供の体調が急に悪くなった場合でも実家に頼れるため、仕事の幅が広がります。
3つ目は、周囲や地域に溶け込みやすいことです。
夫婦がお互いに全く土地勘のない地域に住む場合、住民の性質や環境などが全くわからないため、一から関係を構築する必要があります。
しかし、実家の近くに近居する場合は、長年住んでいる場所なので土地勘もありますし、知り合いも居るため、孤独感なく新生活を迎えられるでしょう。
□近居のデメリットについて
近居には多くのメリットがある一方でデメリットもあります。
近居のデメリットについて、いくつか紹介します。
1つ目は、同居に比べると緊急時の対応が遅れることです。
同居人がいれば、両親になにかあった際にすぐ気づけます。
近居は離れて住むよりも高頻度で会えますが、同居に比べるとその点では劣ります。
2つ目は、両親が孫と遊ぶ時間が減ることです。
同居に比べると、会う頻度が減ることから両親が孫と触れ合う時間が減ってしまいます。
近居であっても、両親に会うために子供を連れて移動していたら徐々にストレスになる可能性もあるでしょう。
3つ目は、実家に干渉されやすいためストレスの原因になる場合があることです。
距離が近いため、頻繁に両親が子夫婦の家に来るかもしれません。
実の息子娘はストレスがなくても、義理の方はストレスが溜まってしまうことも考えられますね。
□まとめ
この記事では、近居のメリットとデメリットについて紹介しました。
近居を考えた住宅建築の場合、様々なポイントを考慮する必要があります。
その際には、ぜひこの記事の内容を参考にしてください。