家作りをお考えの方は、どのような形の屋根にするかお悩みの方は多いと思います。
そこで今回は、屋根の形のうち、片流れ屋根の間取り実例やポイントをご紹介します。
ぜひお役立てください。
□おしゃれな片流れ屋根の間取り実例をご紹介!
片流れ屋根を用いたおしゃれな間取り実例を3つご紹介します。
*片流れ屋根×リビング階段×モノトーンカラーで洗練されたイメージに
片流れ屋根に縦長のスリット(窓)があると、2階の部屋が明るくなります。
そして、リビング階段にすることで、その窓からの明かりが1階まで届きます。
外観はモノトーンカラーにすることで、洗練されたイメージになるでしょう。
*片流れ屋根×ミックスカラー×吹き抜けで外観も内観もおしゃれに
片流れ屋根はすっきりとした印象があるため、外壁のカラーに特徴があっても、外観全体のバランスを保てます。
また、内観は、片流れ屋根の勾配が活かせるようにします。
吹き抜けにしたリビングに光が届きやすいように、片流れ屋根と部屋の向きを考慮しましょう。
*片流れ屋根×平屋×大きな窓で変化を求める
平屋のデザインを単調にしないために、片流れ屋根にしてみると良いかもしれません。
その際、大きな窓を採り入れることで、部屋中が明るくなります。
また、片流れ屋根の高い側に、スキップフロアを作ることで、空間を上手に活かせます。
□片流れ屋根の外観のポイントをご紹介!
片流れ屋根を採用する場合、いくつか気を付けたいポイントが存在します。
1つ目は、両側の壁の外観バランスが良いか否かです。
左側が低く、右側が高くなった片流れ屋根の場合、左側面の壁は面積が小さく、右側面の壁は面積が大きいです。
両側面の壁に同じ高さの窓を付けると、面積の大きい右側面の壁はおでこ(屋根から窓までの間の壁)が広くなってしまいます。
おでこが広いと外壁のバランスが悪くなってしまうため、緩い勾配の方が、外観のバランスが良くなるでしょう。
2つ目は、外観の印象が重たくならないようにすることです。
間口(家の幅)が広い場合、外観の印象がのっぺりと重たくなってしまいます。
そのため、屋根の一部のみを片流れ屋根にして、他の部分は異なる形の屋根にすると、軽やかな印象に仕上がるでしょう。
3つ目は、軒を出すか否かです。
軒を出すと、特徴的な見た目にでき、雨や強い日差しを遮ります。
軒を出さないと、すっきりとした印象になります。
それぞれメリットが異なるため、どのような印象にしたいかをぜひ考えてみましょう。
□まとめ
この記事では、片流れ屋根の間取り実例やポイントをご紹介しました。
外観にアクセントをもたらす片流れ屋根には、リビング階段やミックスカラー、平屋を組み合わせることで、よりお好みの住宅に近づくでしょう。
また、片流れ屋根にする場合、窓の配置を意識することで、外観のバランスが良くなるでしょう。